屋内、屋外消火栓
屋内、屋外消火栓は消防設備士1種の範囲です。消防設備士1種は出題範囲が広く、テキストも分厚いので、覚えるのが大変な試験ですね。そんなときには語呂合わせで一気に覚えましょう!!
屋内消火栓には
- 1号消火栓
- 広範囲型2号消火栓
- 2号消火栓
の3種類があります。
1号消火栓は古いタイプの消火栓で、2人以上での操作が前提になっています。消火栓箱に開閉弁があり、これを操作することで水が出ます。そのため、一人がホースを伸ばして放水準備し、もう一人が放水開始することになります。
2号消火栓は一人で操作できるようになっていてます。ノズルについているコックで、放水するようになっています。
広範囲型2号消火栓は1号と2号の中間のようなもので、一人で操作できる2号の使い勝手でありながら、1号と同じ水平距離での設置が可能なので、コストダウンになりますので使用されることが多いようです。
これ以外にも屋外消火栓があります。
放水圧力、吐出量、水源水量

屋内消火栓(1号消火栓(表では1号と表示)、広範囲型2号消火栓(同、広2)、2号消火栓(同、2号))、屋外消火栓の放水圧力、吐出量、水源水量は下記のようになります。
放水圧力 | 放水量 | 吐出量 | 水源水量 | ||
(Mpa) | (L/min) | ×n(L/min) | ×n(m³) | ||
屋内 | 1号 | 0.17~0.7 | 130 | 150 | 2.6 |
広2 | 0.17~0.7 | 80 | 90 | 1.6 | |
2号 | 0.25~0.7 | 60 | 70 | 1.2 | |
屋外 | 0.25~0.6 | 350 | 400 | 7 |
これらの数字は問題に出ることがあるので、語呂合わせで覚えましょう!!
放水圧力
放水圧力の下限値はよく出題されます。圧力を水頭として計算することも多いです。圧力を100倍すると水頭となるので、ここでは水頭で覚えます。
水筒持って遠足、いいないいなニコニコ
⇒水筒、いいな、いいな、にこ、にこ
⇒水頭、17、17、25、25

子供が水筒をもって遠足に行くイメージです
吐出量
吐出量は水の勢いですね。
突進してくるイノシシを見て、一刻も猶予無いよ~
⇒突進、いっこ、く、な、よ~
⇒吐出、15、90、70、400

猪突猛進、突進してくるので、急いで逃げないと!
とイメージしてください
水源水量
水源はお風呂じゃだめ?風呂広いのにな~
⇒水源、ふろ、ひろ、い(の)に、な~
⇒水源、2.6、1.6、1.2、7

風呂を水源として使えないかなぁ
広いけどダメ?というイメージで
放水量
放水量は吐出量が100L/min未満は「吐出量-10」
以後吐出量が100L増えるごとに-10L
立上り管、ノズル径、水平距離

次は立上り管の呼び径、ノズル径、ホース接続口の水平距離
立上り管 | ノズル径 | ホース接続口 | ||
呼び径 | 水平距離 | |||
屋内 | 1号 | 50 | 13 | 25 |
広2 | 40 | 8 | 25 | |
2号 | 32 | 8 | 15 | |
屋外 | 規定なし | 19 | 40 |
この中では立上り菅と水平距離は、語呂合わせで覚えたいと思います。
立上り菅
5秒以内に立ち上がれ!5、4,3,2…
⇒立ち上がれ、5、4,3,2…
⇒立上り、50、40、32

早く立ち上がれ!
プロレスのカウントのイメージですね
ホース接続口の設置の水平距離
ホースの設置は双子二人で行こうよ~
⇒ホース、ふたご、ふたり、いこ、よ~
⇒ホース、25、25、15、40

双子が二人でホースをもって、設置に行きます!
まとめ
いかがだったでしょうか?試験のための語呂合わせなので、ささっと覚えて試験が終わったらささっと忘れてしまうけど、覚えないといけない数字は語呂合わせで簡単に覚えて試験に合格!!
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